こんにちは、川越・さいたま市を拠点に活動しております土地買取王アイエーの鮎太郎です!
本日のトレンドにはやはり北京2022オリンピック競技大会についての話題が多いですね。トレンドの1位から7位まで全て冬季オリンピックの話題で占められています。
いつものようにこの辺りでコメントを披露したいところではありますが、私はTVを持っていないために競技自体は見れておりません!ニュース関連はチェックしていますが、適当なことを書くわけにもいきませんしむず痒いですね。さっそくこのコラムの中身に入って行ってしまおうと思います!
今回は20卒の新入社員として株式会社アイエーに入社した私が、実際に経験した不動産トラブルの事例について書いていこうと思います。
トラブルというには少し大げさなものもございますが、土地の売却をご検討中の方やリスクを知っておきたい方などに情報をお届けできればと思います。
それではさっそく本編を見ていきましょう!
おすすめコラム:よくあるQ&A!仲介との違いや土地買取の流れをCheck!
様々な境遇の土地が集まる不動産会社
さて、私が所属している株式会社アイエーには実にバラエティー豊かなお土地売却のご相談が寄せられております。なぜか気になりますよね?
それは、当社アイエーはどのようなお土地のご相談であっても、まずはお話を詳しくお伺いして可能な限り買取りを行おうと模索していく社風があるからです。
もともとは他社様が参入する以前から、比較的売却が困難とされていた市街化調整区域の12号地域を扱っていたような経緯もあり、他社様では扱いが難しいとされていた土地であったとしても積極的に業務に取り組んでいこうとする姿勢が当社にはあります。
そのために在籍2年弱の私でも、実に様々なケースの土地売却のご相談に関わらせて頂く機会があったという訳だったのですね!
それではいよいよ具体的な事例について見ていこうと思います。
実際に経験してきた事例
ここから私が経験してきました事例についてご紹介していこうと思います。しかしその前に1点、読んでいく上での注意点がございます。
それはこれからご紹介して参ります事例は、誰にでも起こりうる可能性があるという点です。
例えば行政の判断で区域が変化してしまったり、認知していなかった事柄が発覚したり、それこそご家庭ごとのご事情も当然絡まってきてしまいます。その点をご留意頂きご覧になって頂ければ幸いです。
自分の土地の場所が分からなくなってしまった事例
私はこれまでに何件か「土地を売却したいけれども所在地が正確にわからない」といったご相談を受けたことがあります。こういったご相談は意外と珍しくはなく、例えば「自身で土地に足を運ぶ分には迷わないけれども、正確な地番などまでは把握していない。」といった場合や、「ずっと身内の所有となっており土地の存在は知らされていたものの、正確な位置関係までは聞いていなかった。」といった場合など、意外と起こりうる問題だと思います。
※私も祖父の家の住所は正確に覚えていません…。
解決方法
まずは固定資産税の納付書が残っていないか確認してみることが大切です!
1年に1度必ず固定資産税納付書は送られてきますので、そこに記載してある住所を探してみる方法が最も簡単です。既に処分してしまった場合には、その不動産がある役所から名寄帳を閲覧することも可能です。
どうぞ焦らずにその旨をご相談いただければと思います。
(チェック:自分で持っている土地の探し方、調べ方を解説!)
埋蔵文化財包蔵地域に指定されていた事例
埋蔵文化宝蔵地域とは、埋蔵文化財が埋まっている可能性が高いエリアの事です。
私が今まで見てきた埋蔵文化財包蔵地は、縄文時代の集落跡や歴史ある神社の境内跡地、貝塚の跡地、石器時代の石器の出土地、弥生時代の土器の出土地など、包蔵地の広さも時代もさまざまです。
アイエー本社が置かれている川越市は観光地として有名なこともあり、市内のあらゆる場所に埋蔵文化財が設定されています。さいたま市や他の市町村であっても同様に、周辺に建物がある程度存在するような場合にも設定されていることがありますので、土地を調査してみたら埋蔵文化財包蔵地の範囲に入っていた!なんてことも良くあります。
解決方法
埋蔵文化財包蔵地に指定されていたとしても土地を開発する前に事前に試掘を行い、何も遺跡が出てこなければ問題ありません。また、万が一遺跡が地下に存在したとしていても、2m以上土を盛るなどの条件の下で開発工事が許されるという救済措置を定めている市区町村もあります。
もしもご自身の土地が埋蔵文化財包蔵地に含まれているかどうかを調査したい場合には、土地のある市区町村で電話を使ってお問い合わせいただくか、インターネットで包蔵地を公開している地域もありますので是非ご確認ください!
ちなみに私は複数件、埋蔵文化財包蔵地内の土地を扱った経験があります。意外と身近な存在なのかもしれませんね。
(チェック:埋蔵文化財の調べ方を解説!行政手続きや埋設物の対処法とは?)
ご家族間で売却のご意思が割れている事例
いざ土地を売却しようとしてみたら、家族内で意見が割れてしまったというような事例も今まで見てきました。不動産という大きな金額が動く契約だからこそ、意見が割れてしまうのは当然だと思います!
しかしここで1点、実は不動産の売却を行う上で絶対的なルールが存在します。それは“不動産の売却を行う際には必ず所有権者の売却意思が求められる“という点です。
どんなに周囲の人が売却の合理性を諭したとしても、所有権者のご本人様が売買に納得していないとしたら所有権は移せなくなってしまうのです。
同じように何らかの事情によって所有権者ご本人様の意思が確認できない場合なども、売買契約は進めることが出来なくなってしまいます。
解決方法
ここでの解決方法は1つしかございません。
ご本人様の意見をお聞きしながら土地の活用についてじっくり話し合うことが最も重要です。そのために、不動産売却を検討すべき機会が到来してから話し合うのではなく、日ごろから情報交換していった方が良いかもしれません。
土地を管理していくうえでも今後の土地運用の推測は大切です!
お土地に関するトラブルは多種多様!
ここまで実際に私が経験したことのある事例を取り上げてみましたが、世の中には1つとして同じ土地が無いように、万が一トラブルが発生してしまった際もその内容は全く異なります。
今回は取り上げませんでしたが越境なども代表的なトラブルであり、それ以外にも隣人の方が測量に立ち会ってくれない場合や立地条件が特殊な場合、埋設物が出てきてしまった場合、法的な権利関係が複雑な場合など、当然ですがお土地の状況や所有者さんによって困難となる場面は異なります。
どのような状況であったとしても当社アイエーは真摯にご事情をお伺いし、可能な限りお客様に寄り添ってサポートしていければと思いますので、お悩みの際にはどうぞお気軽にご連絡して頂ければとおみます。
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